2008年1月10日木曜日

馬ログ血統ロマン紀行②~四白流星の貴公子タイテエム

日本競馬史上最もかっこいい馬はどの馬か?

 即答でいこう それはもちろんタイテエム
 陽光に映え、絶好調時は紫色に輝いても見えたといわれる黒鹿毛の好馬体

 気品に満ちた四白流星 たてがみをなびかせ疾走するその雄姿

 なにもかもが美しく なにもかもが甘く切なく 誰もかれもを惹き付けて

 同じレースに出走した牝馬たちは 彼の姿に心奪われ 凡走を繰り返し

 嫉妬した牡馬陣は貴公子憎しと いつもいつも激走した

 それゆえ長きにわたり 無冠の貴公子の称号を戴く

 1972年第39回東京優駿 帝王ロングエース 野武士ランドプリンス 

 そして貴公子タイテエム 輝く関西三強時代

 あの頃ぼくは14歳 多感な中学二年生 

 そんなガキの目にさえも まぶしすぎたよタイテエム 

 

 タイテエム 牡 1969.4.14生~1994.10.23没

 父セントクレスピン 母テーシルダ(母父ヴェンチア)

 16戦8勝(天皇賞・春、京都新聞杯、神戸新聞杯、スプリングS,マイラーズC)

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