2008年1月29日火曜日

馬ログ血統ロマン紀行③~またまた内からグリーングラス




 テンポイト対トウショウボーイ トウショウボーイvsテンポイント TT対決に沸いた1976-77年 この二頭の名馬をさらにひときわ輝かせた名馬グリーングラス


 TT時代はいつの頃からか TTG3強時代と呼び名が変わる


   距離が延びれば延びるほど インをすくって伸びて来る


   こわいこわい緑のマスク またまた内からグリーングラス


   ケタはずれのスタミナと 類まれなるド根性


   堅実無比に掲示板 6着以下はたったの二回


   鞍上には郷原洋行 安田富男 嶋田功 岡部幸雄 大崎昭一


   相手にはTT カシュウチカラ ホクトボーイ プレストウコウ  


   エリモジョージ カネミノブ サクラショウリのGⅠ馬


 あの頃ぼくは18歳 ♪赤い夕陽が校舎を染めて 楡の木陰にはずむ声♪ 

 

 高校3年生 舟木一夫でございます


   グリーングラスは教えてくれた  どんな相手も怖れるなと


   グリーングラスは教えてくれた  自分の得手を身に付けよと  


   グリーングラスは教えてくれた  どんな人ともうまくやれよと


   ありがとうグリーングラス きみの教えをこの身に刻み 


   ぼくはなんとかやって来た 


   掲示板を外さぬように 


   どんな時にも逃げぬようにと 



 グリーングラス 牡(’73.4.5生 ‐ ’00.6.19没)


 父インターメゾ 母ダーリングヒメ (母父ニンバス)


 戦績26戦8勝(’76菊花賞 ’78天皇賞・春 ’79有馬記念)


 

2008年1月20日日曜日

日経新春杯


 ♪粉雪舞う季節は ・・・ 厳寒の季節の日経新春杯 今もなお思い出すは流星の貴公子テンポイント このレースを見るたびに 愛しき栗毛のあの雄姿 また今年もまぶたに浮かぶ
 ♪粉雪 ねえ予想までうまく決められたなら ああ♪ 名馬をしのび鎮魂のレミオロメンでございます。
 
 *年明けから早くも激烈な岩田康誠 vs 武豊
  ◎ 古馬界に新星誕生 ①アドマイヤジュピタ
  ○ 堅実な末脚で対抗  ⑫ダークメッセージ
 *馬複   ①-⑫本線に①-⑪、⑪-⑫
   三連複  ①⑫二頭軸⑤⑨⑪②⑥⑬⑭
   三連単  ①⇔⑫二頭軸フォーメーション⇔⑤⑨⑪

2008年1月15日火曜日

馬ログジョッキー列伝⑩~三場開催の華 中舘英二

明けて迎えた平成20年 新春を飾る中山競馬場 ローカルキングは居なかった。 

 中央場所 晴れ舞台での対面は叶わず それこそはまさに 神のいたずらとうらめしく・・・ 
 またとないライヴでの声援の機会が 泡と消えた1月5日でありました。
 ’93 ヒシアマゾン 阪神3歳牝馬ステークスV

 ’94 ヒシアマゾン エリザベス女王杯V

 そこには新進気鋭 昇る勢いの中舘英二がいた

 無謀なまでの大外一気 それに応えたヒシアマゾン

 そしてその後の足跡は 地方小回り先手必勝 それが競馬に勝つ術とばかりに      





    谷間に咲け咲け中舘英二   叩いてしごいて前に行け


    固めて勝て勝て中舘英二   牡馬も牝馬も新馬も古馬も


    14年もの時空を越えて めぐり会うたはアストンマーチャン


    中央地方の隔てなく  快速牝馬とともに舞え


 (profile)
  ’65.7.22生まれ 東京都出身

  ’08.1.13終了時点戦績
   13510戦1380勝(重賞24勝 うちGⅠ3勝)   
  ’05より3年連続年間100勝達成

      

2008年1月10日木曜日

馬ログ血統ロマン紀行②~四白流星の貴公子タイテエム

日本競馬史上最もかっこいい馬はどの馬か?

 即答でいこう それはもちろんタイテエム
 陽光に映え、絶好調時は紫色に輝いても見えたといわれる黒鹿毛の好馬体

 気品に満ちた四白流星 たてがみをなびかせ疾走するその雄姿

 なにもかもが美しく なにもかもが甘く切なく 誰もかれもを惹き付けて

 同じレースに出走した牝馬たちは 彼の姿に心奪われ 凡走を繰り返し

 嫉妬した牡馬陣は貴公子憎しと いつもいつも激走した

 それゆえ長きにわたり 無冠の貴公子の称号を戴く

 1972年第39回東京優駿 帝王ロングエース 野武士ランドプリンス 

 そして貴公子タイテエム 輝く関西三強時代

 あの頃ぼくは14歳 多感な中学二年生 

 そんなガキの目にさえも まぶしすぎたよタイテエム 

 

 タイテエム 牡 1969.4.14生~1994.10.23没

 父セントクレスピン 母テーシルダ(母父ヴェンチア)

 16戦8勝(天皇賞・春、京都新聞杯、神戸新聞杯、スプリングS,マイラーズC)

2008年1月7日月曜日

中山金杯

年始を飾る名物レース金杯を 今年は中山競馬場にて満喫


数えてなんと四半世紀ぶりの中山コース 一瞬の静寂の中 ふと思い出に耽る


加賀武見、郷原洋行、増沢末男・・・


アローエクスプレス、プレストウコウ、ダイナガリバー・・・


あの頃ぼくは若かった


♪あの頃のわたしに戻って あなたに会いたい♪ あの日に帰りたい 永遠の歌姫ユーミンでございます 。

ターフを叩く蹄の音が ぼくを現実へと引き戻す


後藤浩輝が 蛯正が 横典が 田中カッチーが熱戦を展開


柴善よ 目覚めよ目 まだ老け込むには早いぜよ


残念騎乗停止は中舘英二 会いたかったよローカルキング


今度仁川で会う時は 熱きエールで迎えたい


いつか淀へも来たならば 清き一票投じたい

2008年1月2日水曜日

謹賀新年

明けて2008年 はや平成も20年 当方これまたマッハの大台50歳へ到達


 充実の壮年をめざし まずはこの一年を


 より良き年に致したい そう切に願う穏やかな年頭でございます。


 昨暮れは あっと驚くマツリダゴッホ


 走りっぷりがコースによってあれほど違うものかと またも新発見のグランプリ


 競馬とは かくも奥深きもの 罪深きものと改めて思った次第。


 さて年頭の両金杯は1月5日 果たして新春の名物レースはわれわれに 何を教えてくれるのでありましょうか。